長い長い横浜生活に終止符を打つことを決めたその少し前、
私が幼い頃から憧れていた杜けあきさんが出演する「キャバレー」を観劇しに行ったのは、ちょうど
2年前の冬でした。
なんと今年、そのCabaretが再演することになりまして、友達のCちゃんがチケットを取ってくれて二人で観に行ってきました。
今回のパンフレット。サビの歌詞がちりばめられてありました。
♪Willkommen, bienvenue, welcome♪
♪Im Cabaret, au Cabaret, to Cabaret♪
左が2年前のパンフレット。右が今年のパンフレット。
2年前は、よりキャバレーっぽい気がします。今年のパンフレットは華やかでした。
内容も比べてみると、違ってて面白い。初演のほうは、「キャバレーとは」という説明に重きを置いていて、その世界観にどう挑戦するかみたいな制作側の一致団結した想いみたいなのが伝わってくる内容でした。
今年のは再演なので、そういった情報ではなく「再演をもっと楽しんでもらうために」という感じでしたね。なので、キャバレーを最初に見る人には、キャバレーの世界観を伝えきれてなかったような気もする。けど、歌詞や2年前の写真が載っていてそれは普通に嬉しかったし楽しめました。
こちらはチラシ。左は2年前。右は今年。
2年前のほうは、紀香さんの脚線美がこれでもかと強調されていて、後ろの赤いカーテンも素敵でしたね。今年のパンフは、個人的にはう〜んでした。クリフのキャラが違ったし、なんかね、みんなカメラ目線でしょ。これが違和感でした。前回のパンフは全員目線を外してるところが好きだったんですけどね。こちら側とは違う「Cabaret」がそこにある、というニュアンスがあって。あとフォントへのこだわりも、2年前のほうがいいですね。世界観があって。。今年のパンフは、「ショーです!どう?見に来てね!」ってふっつ〜に宣伝しているみたいな感じで。。ま、細かいことなんですけどね。。はい。
行く前に、昨年のパンフをおさらい。改めて海外のも見たいと思っちゃいました。
もう、台詞まで問題ないくらいiPhoneで聴いますから英語はノープロブレム☆
今年のパンフの紀香さま。これはベストショット!本当に綺麗だ〜。
大好きな杜さん。すこし痩せられたような?
杜さんの歌声は、ファンびいきかもしれませんが、グレードアップしていたような気がしました。2年前はおばあちゃんっぽく歌っていたけど、今年はなんか、いろいろそげおちて「杜けあき」というか「おばあちゃん」より「一人の人間」の歌になっていました。あとでパンフ見たら、まったく同じようなことが書いてあってびっくりしましたが。。ここまで思いや在り方を歌で表現してしまうことに感動すら覚えます。シュナイダーの中にある芯をよりはっきり表現しておられたような気がします。「守る」には強い決意が必要だということをこの役を通して体現していたように思います。
シュルツを演じた木場さんも素敵でしたねー。なんだろう。杜さんのシュナイダーとのやりとりが前以上に自然な感じがしました。
諸星さん、パンフに「本当はやりたくないんですよ(笑)」って書いてありましたけど、なんかわかる気がしました。。
うーーーーーーーん。
ぶっちゃけてしまいますと、全体を通すと2年前のほうがよかったです。涙
いや、今回が悪かった訳ではないんです。
なんだろう、2年前は「キャバレー」を作り上げるんだ!みたいな気迫があった気がします。ぴーんと空気が張りつめていた。もっと、もっと、みたいなのが舞台から伝わってきた。けど、今回はそこまでのものを感じ取れなかった。。
わからない。受け取る私の感覚の変化かもしれないから一概に批判とかをするつもりはちっともないんだけど。。
お客さん側の反応もイマイチだった気がする。TwoLadiesのベッドシーンとか、前はゲラゲラ笑ってみたけど、今回のお客さんはシーンとおとなしく見ていたし。。私が行った回だけかもしれないけどね。(^^;
でも素晴らしかった。小池先生の演出、はっとさせられます。
とエラそうに評論家ぶってみましたが、こんなに思いを寄せるのも、愛ゆえなのです。愛。
もう終わっちゃったんだなぁ。DVD化してほしいなぁ。